伝説のスピーチⅣ

トリム玉ちゃん

2019年08月10日 08:00

学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたたち大人は私たち子どもに、世
のなかでどうふるまうかを教えてくれます。たとえば

★争いをしないこと
★話しあいで解決すること
★他人を尊重すること
★ちらかしたら自分でかたづけること
★ほかの生き物をむやみに傷つけないこと
★わかちあうこと
★そして欲ばらないこと


ならばなぜ、あなたたちは、私たちにするなということをしているんで
すか?

なぜあなたたちが今こうした会議に出席しているのか、どうか忘れ
ないでください。そしていったいだれのためにやっているのか。それ
はあなたたちの子ども、つまり私たちのためです。

みなさんはこうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくの
かを決めているんです。

親たちはよく「だいじょうぶ。すべてうまくいくよ」といって子どもたち
をなぐさめるものです。
あるいは、「できるだけのことはしてるから」と.か、「この世の終わり
じゃあるまいし」とか。しかし大人たちはもうこんななぐさめの言葉さ
え使うことができなくなっているようです。

おききしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありま
すか。

父はいつも私に不言実行、つまり、なにをいうかではなく、なにをす
るかでその人の値うちが決まる、といいます。しかしあなたたち大人
がやっていることのせいで、私たちは泣いています。

あなたたちはいつも私たちを愛しているといいます。しかし、いわせ
てください。もしそのことばがほんとうなら、どうか、ほんとうだという
ことを行動でしめしてください。

最後まで私の話をきいてくださってありがとうございました。

とても12歳の少女の発言とは思えないのと・・・27年前の事なので


27年前にもっとセヴァン・ススギさんの言葉を真摯に受け止めてい
たならば現在のマイクロプラスチックの問題は起きていなかったかも
知れませんね~

全ては対岸の火事 自分の事として考えることが出来ない人間の愚
かさが招いているのではないでしょうか?


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