トリム営業マン★玉ちゃんのecoひいき

これまでバヌアツレポートをご紹介してきましたが遊んでいるばかりで
こいつは仕事をしているのかと怒られそうなので現地での仕事内容
もご紹介しておきましょう
実はこの国に来たのはトリム自慢のスーパーソルを活用した雨水貯留システム
を設置する為でした。

スーパーソルという人工軽石を使えば簡単にそして低コストで雨水をためる仕組
みを造る事ができるのです。

まずはこの写真の様に大きな穴を掘ります。


そして通常は穴を掘ってすぐに遮水シートという雨水を溜めるためのシートを施工
するのですが、この現場の地面はごつごつとしていて直接遮水シートをするとごつ
ごつした岩などでシートに穴が空いてしまうかもしれないという事で、急遽
地面には砂を周りにはトタンを用意しました。

それがその時の写真です。

施工開始初日は遮水シートを設置する為の前準備でしたが２日目にはこんな感じで
遮水シートを取り付けました。



けっこう上手くいきました。

バヌアツの田舎ではあまり見かけないバックホウを使った作業に近くの子供た
達は目を輝かせて作業を見守っていました。



準備は整いあとはスーパーソルを投入するだけとなりました。

でもなんでスーパーソルを入れるのかという所がポイントなのですが、
この様な雨水を溜める仕組みを造るには通常コンクリートでしっかり構造物を造るか
若しくはプラスチックのビールケースの様な製品を穴に積み上げて雨水を溜める
のですが、どちらの方法でも水質を維持する為に動力を使って水を循環
させなければならず、大きなランニングコストがかかってしまうのです。

スーパーソルはその水を腐敗させない効果が実証されていて、スーパーソルの
隙間に水を溜める事によって動力を使わなくても水質を維持することが出来るので
ランニングコストが大幅に抑えられるのです。

特にこの様な電気の供給が不安定な国であればなおさらの事なのです。

いよいよスーパーソル出番が近づいてきました
次回のブログではスーパーソル雨水貯留システム完成の様子を
お届けしたいと思います。